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便潜血陽性 大腸検査 [健康]

2年前ほどになるか、PSA検査で数値7が出た事で、看護師さんに

心配されて再検査を促されていたが、仕事を休んで、金を使ってまでの

再検査に気が乗らず、つい延び延びになってしまっていた。



母のケアの為、母の実家の近くの職場を紹介してもらい

都合よく就職することになった。



しばらくして、その職場で行われた健康診断に行くことになり、ちょうどいい機会なので

オブション検査としてPSA検査があったので自費2,000円を払い、検査してもらった。



2週間後、結果をもらいなんと診断書にはPSA数値は0.4となっており、全くの正常値。

医師から何か知らせがあると覚悟していた事は一瞬にして消えてしまった。



ところが、今度は便潜血の陽性が出ていた。

おまけに胃の検査では少々の収縮性胃炎の症状あり。




そして腸の内視鏡での再検査の要請を受け一難去ってまた一難。

職場に報告して、一月先に1日の有給休暇を取って腸の内視鏡検査をするようになった。



電話で病院より、前もって検査の説明を受ける為、半日来院するようにとの事。


そこで言われたのは

万が一の為の為の確認事項を言われ、これは手術の際の

注意事項に似ていた。


そして更に


検査日の2日前から夜8時に下剤を飲む事。

繊維質のある食事を前日から控える事等々。


元々便秘体質の小生でも、自宅で飲んだ2回目の下剤はよく聞き、久しぶりに

スッキリした気分になって当日朝8時30分前に病院へ行った。



そこで一人用の個室があてがわれて説明を受けた。


2リットルの下剤を2時間かけて飲み干すとの事。



前もって説明を受けていたので驚きはなかったが、これは体に吸収されない

薬なので別に水分をる為に500㏄のベットボトルのお茶を最初の1時間で

飲むように言われた。



大腸がきれいになるまで8回程便を排泄するようだ。
8回目の時トイレの水を流さないで看護師を呼ぶようになっていて
その段階になると濁りもなくなっているとの事。


どんな状況を通過するのかあらかじめユーチューブで動画を見ていたので

だいたい昼前には大腸検査が終わるようだと予想はしていたが‥‥。



10時前から薬を飲み始め、やがて1リットルを飲み干した。

しかしほとんど便意が出てこない。



看護師さんも確認に来るが、運動したり下腹をもんで下さいと促される

のはいいが音沙汰がない。



何とか11時過ぎてから1回、その20分後に1回トイレに行って少し排便。

8回どころか一つの目安の5回も難しい。



昼前には2リットルの薬も、お茶も飲み干し気持ちは焦るのみ。


看護師さんに下剤のお代わりを尋ねたところ、これ以上はダメなんですとの事。



時は午後2時を過ぎ、腸がきれいにならないならもう検査は断って

帰ろうとも思い始めていた頃、担当医師は焦っていたのか、


とうとう浣腸しましょうとの事で予想もしなかった事になり

否応もなく、なすがままベッドに海老状の姿になって差し込まれた。



この感覚は子供の頃、母親にされたことがあるが恥ずかしいやら、情けないやら複雑な心境で

5分間力を入れて出さないで下さいとの事。

貸してくれた時計とにらめっこしながらその時を待ち排泄した。



ジョージョーと音を立てて出てきたが後でのぞき込むと濁りがあるようなないような。

看護師さんを呼び、見てください!これなら大丈夫でしょうと言わんばかりであったが



看護師さんは「まだ濁ってますね」と一言。

「これで何回目ですか?」 と尋ねられ「5回目です」と答えた。


看護師さんは「まだ5回ではねぇ〜」


もう今日は諦めようと覚悟していた時。

よっぽど焦っていたのか


看護師から「担当医が検査に入りますと言っているので検査代に来て下さい」と言われ


やっと検査にたどり着いた。

点滴に麻酔が入れているらしく説明を聞いているうちに

いつの間にか十数分が過ぎ気が付いたら終わっていた。



時計を見ると午後3時を過ぎていた。



ポリプが見つかればその場で取ると説明を受けていたが無かったのか?

しばらくして呼び出しがあり担当医師の元へ



「お疲れ様でした、これといった症状はないですよ」 

と言われながら画像を覗いてみた。



今まで腸の画像を目にしていたので珍しくはないが

つくづくこれが小生の腸の中なのかと見入っていると



担当医が

「これは土産に持って帰ってください。

次の検査は3年先くらいでいいでしょう」

との事。



それにしてもまだ不安は残る。


あの便潜血陽性は、

胃からなのか?

それとも痔からなのか?


年を取るほどに健康に気を使ってしまうのは小生のみではなく

事あるごとに話のネタは体の具合がほとんど。

とにかく体をいたわる事に気をもむ毎日だ。






















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